後戻りしないための保定期間はとても大切です!|【豊中市(緑地公園駅前)の歯医者・歯科|はぴねす歯科】
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コラム

後戻りしないための保定期間はとても大切です!

矯正治療は長い期間かけて行われるものであり、その間は当然矯正装置を付けて過ごします。そんな長い矯正期間を終えてまず思うのが、「やっと矯正装置から解放された!」ではないでしょうか。

 

しかし矯正治療は、装置が取れたからと言って終わりではありません。このあとの「保定期間」がとても重要になるのです。では矯正治療後はなぜ保定期間が大切なのでしょうか。

 

歯は動く性質があります

 

歯並びや噛み合わせが悪い場合、矯正装置を付けて歯に力を加えて歯を少しずつ動かして歯並びを整えます。

 

歯が動くのは、歯の根っこの部分にある「歯根膜」という薄い膜があり、噛んだ時の衝撃を和らげる役目を持っています。

 

矯正治療では矯正装置を付けて歯を動かしますが、装置を付けなくても歯が動いてしまうことがあります。例えば虫歯などで歯を失ってしまった場合、両隣の歯が隙間を埋めようと少しずつ動き、傾斜したり噛み合わせがおかしくなったりすることがあります。

 

このことからもわかるように、歯は少しずつ動く性質があります。

 

矯正治療の場合、矯正装置をつけて歯に弱い力を加えて歯根膜の性質を変えます。歯に力を加えると歯根膜が伸縮し、骨を作る細胞と骨を壊す細胞の働きが活発になります。これらの働きにより歯は少しずつ動き、移動をするのです。

 

矯正治療後の歯の状態と後戻りについて

 

全体矯正なら数年、部分矯正でも数か月かけて歯を動かしますが、矯正治療が終わったあとは歯を支える歯槽骨が完全に固まっておらず不安定な状態です。

 

つまり歯が元の位置に戻ろうとしている状態なので、過ごし方によってはせっかくキレイに並べた歯並びが再び乱れてしまいます。これが「後戻り」と呼ばれる、矯正治療後に最も多く起こるトラブルです。

 

では後戻りする4つの原因を挙げてみましょう。

 

1.保定期間中に保定装置を指示通り装着しない

 

後戻りでいちばん大きな原因は、保定期間中にリテーナーを指示通り装着しないことです。

 

矯正終了後は保定期間に入ります。保定期間の間は後戻り防止のために「リテーナー」という保定装置を装着して過ごします。せっかく装置が外れたのにまだつけなければいけないの?とがっかりするかもしれませんが、保定期間はリテーナーを付けて過ごさないと後戻りが起きる可能性が非常に高くなります。高い費用と時間を費やして歯並びを整えたのに、保定期間中リテーナーをきちんと付けずに過ごして後戻りが起きるほど最悪なことはありません。

 

保定期間中は医師の指示に従って必ずリテーナーを装着するようにして下さい。

 

2.保定期間中に親知らずが生えてきた

 

保定期間に入ってから親知らずが生えてきたことにより後戻りが起きることがあります。

 

もし矯正を始めるまでの段階で親知らずの存在が認められた場合、矯正前に抜歯しておくことが理想ですが、部分矯正や子どもの頃に矯正治療を終えた方などは、親知らずが残っている、あるいは親知らずが生え始めたという方もおられるかもしれません。

 

親知らずがあることにより歯が動き、後戻りの原因になることがあります。できれば親知らずを抜歯することが望ましいですが、生え方や埋もれ方によって対応が違ってくることがありますので、医師の判断を仰ぎましょう。

 

3.保定期間中に歯並びを乱す悪癖

 

せっかく歯並びを整えても、保定期間に歯並びを乱す悪癖があると、後戻りの原因になってしまいます。

 

例えば舌で前歯を押す癖がある場合、出っ歯の原因になってしまいます。歯は力を加えることで動きますので、弱い力で合っても舌で前歯を押す癖が長く続くと、だんだん歯が前方へ出てしまうのです。

 

また頬杖をつく癖がある方は、噛み合わせに影響が出てしまいます。口元の歪みにも繋がるので、頬杖をつかないよう意識して過ごすことが大切です。

 

この他にも口呼吸など日常生活の過ごし方で後戻りに繋がってしまうことが考えられます。

 

4.歯周病による後戻り

 

歯周病になると、歯槽骨が吸収されて歯並びを整えた後もずっと不安定な状態が続き、後戻りのきっかけになってしまうことがあります。歯周病は年齢を重ねるにつれてリスクが高まりますが、定期的なケアで進行を抑えることは可能です。

 

保定期間中に歯周病にならないよう、毎日のケアと定期的なクリーニングを怠らないようにしましょう。

 

保定期間中はリテーナーの装着がとても大切です。

 

せっかく整えた歯並びが保定期間の過ごし方によって後戻りが起きてしまうことがあります。後戻りが起きてしまうのを避けるためには、なんといってもリテーナーの装着が欠かせません。

 

リテーナーは医師の指示通り装着して過ごしますが、中には治療よりも保定期間の方が大事と考える医師もいるほど、保定期間中のリテーナーの装着は重要です。

 

せっかくきれいになった歯並びが後戻りしないよう、保定期間中の過ごし方およびリテーナーの装着を徹底しましょう。

 

 

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