「部分矯正ってどのような流れで治療を進めるのだろう?」

部分矯正をするうえで、具体的な流れを把握しておきたいですよね。

今回は、実際に部分矯正を進める際の流れを紹介していきます。

これから部分矯正を始めようと思っている方や、部分矯正に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

部分矯正の流れ

部分矯正は以下の流れでおこないます。

1、個別相談
2、口腔内の精密検査
3、カウンセリング(治療方針の決定)
4、治療開始+通院
5、保定期間

1、個別相談

最初に患者様から歯並びや噛み合わせ、矯正治療に関する相談を受けます。

些細な疑問や質問でも構いませんので気軽にご相談ください。

例えば、以下のような質問をされる方が多いです。

「自分の歯並びは部分矯正で綺麗になりますか?」
「矯正中に痛みはありますか?」
「治療期間はどのくらいですか?」
「抜歯をする必要はありますか?」
「年齢的に治療可能でしょうか?」

口腔内の状態を確認して、部分矯正での治療が可能かどうか判断して回答します。

精密検査前なので、あくまでも概算になりますが、費用や治療期間なども提案可能です。

気軽に歯並びに関する相談をしていただけるように、無料で実施しております。

ちょっとした歯並びの違和感でも構いませんので、まずは無料相談からお問い合わせください。

また、部分矯正はワイヤーによる矯正かマウスピースによる矯正を選ぶことができます。

症例によってはマウスピース矯正を選べない場合もございますが、どちらの矯正方法が最適かどうかも提案させていだきます。

部分矯正はマウスピースがおすすめ?マウスピース矯正の特徴を解説

2、口腔内の精密検査

部分矯正で治療を進めることが決まったら、次に口腔内の精密検査をおこないます。

精密検査は、治療方針や具体的な治療内容を決定するためのものです。

精密検査の内容は以下となります。

・顔写真
・レントゲン撮影
・口腔内写真
・印象採取(歯型の採取)
・噛み合わせの採取

精密検査で取得したデータと診断内容をもとにシミュレーションをおこない、治療計画を立てます。

※精密検査前に虫歯や歯周病などの口腔のトラブルがある場合は、矯正治療前に治療をおこないます。

3、治療方針の決定

精密検査の結果から治療方針や治療計画を立て、患者様にお伝えします。

精密検査をすることで、以下の情報がわかります。

・部分矯正での治療可否
・治療期間
・抜歯の有無

治療方針や治療計画は個人によって違いますので、具体的にどのような手順で治療を進めていくのか詳しく説明します。

また、費用や支払い方法に関する内容もお伝えしていきます。

4、治療開始+通院

部分矯正は、ワイヤー矯正もしくはマウスピース矯正でおこないます。

ワイヤー矯正の場合は、歯の表面にブラケットと呼ばれる歯列矯正装置を付け、そこにワイヤーを通して矯正を行います。

ワイヤー矯正は歯の動きとともに細かな調整が必要になるため、1ヶ月に1回の通院が必要です。

また、ブラケットは自由に取り外しができないため、歯磨きや口腔ケアを怠ると虫歯が発生しやすくなります。

矯正期間中は歯磨きやケアを特に念入りにおこない、口腔内環境を悪化させない努力が必要です。

マウスピース矯正は、精密検査時に調べた「印象採取(歯型の採取)」や「噛み合わせの採取」から、個人に合わせて作られたマウスピースを装着して矯正をおこないます。

マウスピース型の矯正装置は透明なので、歯に装着していたとしても目立たず、周囲に気付かれにくいです。

ワイヤー矯正と違って自由に取り外しができるため、口腔ケアを今まで通りにおこなうことができます。

ただし、自由に取り外しができる分、装着時間が短いとシミュレーション通りに歯が動かずに矯正治療ができません。

自己管理を徹底して装着時間を守る必要があります。

通院は1ヶ月〜3ヶ月に1回の頻度です。

マウスピース矯正の場合は、患者様ご自身で歯の動きに合わせてマウスピースを付け替えていくため、ワイヤー矯正よりも通院頻度は少ないです。

参考記事:部分矯正の期間はどのくらい?短期間で前歯が動く理由

5、保定期間

矯正完了後は、動かした歯の後戻りを防ぐために保定期間を設けます。

保定期間中は、リテーナーと呼ばれる保定装置を装着して歯の後戻りを防ぎます。

保定期間中の通院は3ヶ月〜6ヶ月に1回です。

矯正治療が終わっても、歯の周囲にある組織は安定せず、元の位置に戻ろうとする力が働きます。

綺麗に整えた歯が元の位置に戻らないように、保定期間も定期的に通院をして経過観察をおこないましょう。

部分矯正で後戻りする原因と対処方法とは?

まとめ

部分矯正の流れについて説明しました。

1、個別相談
2、口腔内の精密検査
3、カウンセリング(治療方針の決定)
4、治療開始+通院
5、保定期間

当院では、無料で矯正相談をおこなっております。

部分矯正に興味をお持ちの方は、まずは一度お問い合わせください。

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はぴねす歯科院長

コラム監修者

はぴねす歯科緑地公園駅前クリニック 院長 松浦 裕矢

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