セラミック矯正の特徴とリスクとは?|【豊中市(緑地公園駅前)の歯医者・歯科|はぴねす歯科】
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コラム

セラミック矯正の特徴とリスクとは?

前歯はお口の中でも最も目立つ部位であり、前歯の歯並びが悪くコンプレックスをお持ちの方は非常に多いと思います。前歯の歯並びは矯正治療で改善できますが、気になる前歯の歯並びだけでなく、白くて形もきれいなセラミック矯正を希望する方もいらっしゃるのではないでしょうか。

短期間で白く美しい前歯へと導くことができるセラミック矯正ですが、そこにはリスクが潜んでいることを案外ご存じない方も多いのではないかと思います。今回は、セラミック矯正の特徴とリスクについてお話をしたいと思います。

セラミック矯正とは?

セラミック矯正とは、セラミックで作製した被せ物を被せて歯の形を整える方法です。矯正治療は矯正装置を使い、年数をかけて歯並びを改善していく治療法に対し、セラミック矯正は矯正装置を使わずに歯並びを整えます。短期間で治療ができるため、「クイック矯正」「スピード矯正」とも呼ばれています。

セラミック矯正は、矯正治療や部分矯正のようにワイヤーやマウスピースなどといった矯正装置を使わずにセラミックのかぶせ物を使って歯並びを整えるため、矯正治療とは全く違う方法で歯並びの改善を行います。

同じセラミックを使った治療でも、虫歯治療などで銀歯や保険の差し歯が入っている歯をセラミッククラウンに変えるセラミック治療とは根本的な意味合いが違います。

出っ歯やガタガタの歯並びを短期間で美しく整えることができるセラミック矯正ですが、様々なリスクを伴います。次にセラミック矯正の特徴とリスクを詳しくご説明しましょう。

セラミック矯正の特徴

ではセラミック矯正には、どのような特徴があるのでしょうか。

1.短期間で歯並びを整えることができる

セラミック矯正の最大の特徴は、短期間で綺麗な口元を手に入れることができることです。矯正治療のように装置を付けて歯を動かすのではなく、ご自身の歯を削って土台とし、型取りを行ってセラミックの被せ物を作製してご自身の歯に装着します。歯を動かさずに歯並びを整えるため、非常に短い期間で治療を終えることができることが最大の特徴です。

2.白くて美しい歯を手に入れることができる

セラミック矯正は、白くて美しい歯を手軽に手に入れることができます。特に目立つ前歯の場合、歯列が整った白く美しい歯は、非常に口元やお顔全体を引き立てることができます。歯並びだけでなく、歯の色や形がコンプレックスの方にとっては非常に魅力的ではないかと思います。

3セラミック自体は美しさを保ちやすい

セラミックは白く滑らかな素材で、汚れが付きにくいことが特徴です。そのため保険の差し歯のように黄ばむことがありません。セラミッククラウンの耐久性の良さは、口元を白く美しく引き立てます。

4.費用が抑えられる

矯正治療は高い費用が必要となります。部分矯正は費用を抑えられますが、それでもセラミック治療と比べると費用が高いと感じる方もおられると思います。

安価で歯並びを整えられることが、セラミック矯正のメリットのひとつです。

セラミック矯正のデメリットとリスクとは?

良いことが多いと思われるセラミック矯正ですが、大きなリスクを伴います。ともすれば、将来の歯の健康維持にも大きく関わってしまいます。ではセラミック矯正のデメリットおよびリスクとは、いったいどういったことが挙げられるのでしょうか。

1.健康な歯をたくさん削る

セラミック矯正は、何本かつながったセラミックの人工歯を歯に被せて見た目を整えます。そのためには歯を大きく削る必要があります。虫歯でもない、健康な歯をたくさん削ることでたくさんのリスクを抱えます。

また出っ歯などを改善する場合、歯の神経を抜いて根管治療を行い、土台を立てて歯の向きを変えることがあります。その際、歯の神経を取り除くことで歯質が脆くなってしまうことがあります。

2.噛み合わせが悪くなる

矯正治療は、歯並びだけでなく歯の噛み合わせを考慮して治療が行われます。

ところがセラミック矯正は、見た目の改善が目的であり、噛み合わせが考慮されずに治療が終わってしまうことがあります。噛み合わせの悪さは他の歯にも影響が出るだけでなく、肩こりや頭痛といった体の健康にも負担をかけてしまいます。

3.歯を失うリスクがある

たくさん歯を削ることは、将来的に歯を失うリスクへと繋がりかねません。セラミッククラウン自体は耐久性がありますが、ご自身の歯に問題が出てきた場合、セラミッククラウンを外して最初から治療を行わなければいけません。その際小さくなった歯をさらに削る必要があります。また土台となっている歯が虫歯になっている、歯の根元が折れているなどのトラブルがあった場合、最悪の場合抜歯が必要となることがあります。

4.加齢により再治療が必要になる

年齢を重ねるにつれ歯周病のリスクが高まります。歯周病になると歯ぐきが下がり、歯と被せ物の間に隙間ができてしまいます。歯周病により再治療の必要性が出てきます。

このように、何も問題がなかった健康な歯をたくさん削ることで様々なリスクを負ってしまうのが、セラミック矯正の最大のリスクと言えるでしょう。

歯並びをきれいにするとはどういったことなのか

お話したようにセラミック矯正は短期間で綺麗な歯並びを手に入れることができますが、歯本来の正しい位置に歯を移動させるという意味合いにおいては、非常にリスクが大きい治療法です。

乱れた歯並びや噛み合わせを改善し、きれいにするというのは「歯が本来の位置にあり、正しい位置に噛み合わせを整えること」です。ただ単に歯並びをきれいにするだけでは噛む機能を取り戻すことができないことがあります。

セラミック矯正は費用を抑えて短期間で歯並びを整えることができますが、将来的な歯の健康を考える必要があります。

やはり歯並びを整えるには、ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、装置を使って歯に弱い力をかけ、歯本来の位置に導く治療が最適です。

安いから、短期間できれいになるからという理由だけで飛びつかず、慎重に考えましょう。

 

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