無料相談受付中!
お気軽にご相談ください

\ 電話相談 /

\ メール相談 /

\ LINE相談(矯正のみ) /

「歯周病があっても歯列矯正はできるのかな?」と疑問に思っている方はいませんか?

「歯並びが悪いから、気づかないうちに歯周病が進行しているかもしれない」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

歯並びが悪いと歯周病のリスクが高まります

また、歯周病が歯並びを悪化させるケースもあります。

歯並びと歯周病、どちらも気になる場合は、まずは歯科医師の診察を受けて、現在の歯の状態をチェックしてもらうことが大切です。

今回は、以下の内容について解説します。

  • 歯周病でも歯並びは矯正できる?
  • 歯周病の治療と歯列矯正の優先度
  • 歯並びの悪さが歯周病のリスクを高める理由
  • 歯周病が歯並びを悪化させる理由
  • まずは歯科医院での検査を受けるべき
  • 悪い歯並びと歯周病に関するよくある質問

この記事を読むことで、歯周病と歯並びの関係が理解できるようになり、適切な対処法や予防法が実践できるでしょう。

歯周病に悩んでいるけれど歯列矯正を行いたい方や、歯並びが悪いから歯周病が心配という方は、ぜひ参考にしてください。

歯周病でも歯並びは矯正できる?

歯周病があっても歯並びの矯正は可能です。

ただし、歯周病の程度によっては、歯並びを矯正する前に、歯周病の治療を優先させた方がよい場合があります。

美しい歯並びを手に入れるためには、歯と歯茎の健康が必要不可欠です。

歯周病と歯並びの矯正、どちらを優先させるかは、歯科医師に相談しましょう。

歯周病の治療と歯列矯正の優先度

歯周病の治療と歯列矯正の優先度は、以下の2パターンで異なります。

  • 軽度な歯周病の場合
  • 中等度以上の歯周病の場合

それぞれのケースについて、詳しく解説します。

軽度な歯周病の場合

歯周病が軽度の場合、歯周病の治療と並行しながら歯列矯正が可能です。

具体的には日々のブラッシングを丁寧に行い、定期的に歯科医院で歯のクリーニングや歯石取りを行いつつ、歯列矯正を行います。

中等度以上の歯周病の場合

歯周病が中等度以上まで進行している場合は、歯周病の治療を優先して行うのが一般的です。

歯周病が進行したまま矯正治療を開始すると、病状がますます悪化し、歯を支える骨などに負担が掛かる恐れがあります。

負担が大きくなると歯が抜けてしまう可能性もあるので、まずは歯周組織の改善を行ってから、矯正治療を開始します。

歯並びの悪さが歯周病のリスクを高める理由

歯並びが悪いと歯周病のリスクが高まる理由は、以下の3つです。

  • 歯磨きがしにくいため
  • 噛み合わせが悪いため
  • 口腔内が乾燥するため

それぞれ解説していきます。

歯磨きがしにくいため

歯並びが悪いと歯ブラシや歯間ブラシが届かない箇所ができるため、歯垢が溜まりやすくなり、歯周病のリスクが高まります。

磨き残しが増えると蓄積された歯垢が石灰化し、歯石へと変化します。

歯石は歯磨きでは除去できないため、汚れが歯に定着し、歯周病の原因になるのです。

噛み合わせが悪いため

歯並びが悪いと噛み合わせが悪くなるため、歯周病が発生しやすくなります。

噛み合わせが悪く、食事や歯ぎしりの際に特定の歯に過剰な力がかかると、その歯を支える歯茎が炎症を起こし、歯周病の進行を早める原因になります。

口腔内が乾燥するため

歯並びが悪いと口腔内が乾燥するため、歯周病になる可能性が高まります。

出っ歯や受け口の人は、口が完全に閉じにくいため、口呼吸になってしまいがちです。

口呼吸になると口の中が乾燥し、自浄作用のある唾液の働きが不十分になるため、歯周病の原因菌が繁殖しやすい環境になります。

その結果、歯周病を発症したり、歯周病の進行が早まったりするのです。

歯周病が歯並びを悪化させる理由

歯周病が歯並びを悪化させるケースもあります。

主な理由は以下の2つです。

  • 歯槽骨が溶けてしまうため
  • 歯の位置が変わるため

それぞれ解説します。

歯槽骨が溶けてしまうため

歯周病が進行すると、歯槽骨(しそうこつ)と呼ばれる歯を支える顎の骨が溶けてしまい、歯並びが悪くなることがあります。

歯槽骨が溶けると歯の支えが無くなるため、歯並びが悪くなって出っ歯になる可能性が高まるのです。

歯の位置が変わるため

歯槽骨が失われることで歯の支えが無くなり、歯がグラグラして位置が変わり、歯並びが悪化します。

歯がぐらついて位置が変わると出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間ができるすきっ歯になったりします。

また、歯と歯が重なって不正咬合になるリスクも高まるでしょう。

まずは歯科医院での検査を受けるべき

歯並びの悪さや歯周病が気になる場合は、まず歯科医院の検査を受け、適切な治療をしてもらいましょう。

歯科医院で検査を受け、歯周病がどれくらい進行しているのかをチェックしてもらいます。

歯周病が進行している場合は、歯周病の治療を優先させ、治療を終えてから矯正治療を始めます。

歯並びが原因で歯周病になっている場合は、矯正治療で歯並びを改善することが有効です。

歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、病状の進行や再発を予防できます。

歯並びと歯周病、どちらの治療を先に始めた方がよいかは、歯科医師でしか判断できません。

そのまま放置しておくと、どちらの状態も悪化する可能性があるため、早めに歯科医院で診察を受けるようにしましょう。

悪い歯並びと歯周病に関するよくある質問

悪い歯並びと歯周病に関してよくある質問は、以下の2つです。

  • 歯周病で矯正するとどんなリスクがありますか?
  • 歯周病になると歯並びは変わりますか?

それぞれ紹介します。

歯周病で矯正するとどんなリスクがありますか?

軽度の歯周病の場合は、あまりリスクはありませんが、中等度以上まで進行している状態で矯正すると、歯周病の悪化や歯茎のトラブルといった、さまざまなリスクが生じます。

歯周病は歯茎に炎症が起きている状態なので、無理やり矯正治療をすると炎症の範囲が広がって、ますます病状が悪化する恐れがあるでしょう。

また、歯周病が進行することで、歯茎を支える骨が減少し、歯茎自体のボリュームも下がるため、歯茎が下がる歯肉退縮を起こす可能性があります。

歯肉退縮は、歯が長く見えたり歯と歯の隙間が目立ったりするため、見た目の問題も発生します。

さらに、歯肉退縮した状態で矯正治療を行うことで、歯と歯の間にブラックトライアングルと呼ばれる隙間が生じる恐れもあるでしょう。

最悪の場合、歯周病が進行して、歯が抜け落ちてしまうリスクも生じます。

そのため、中等度以上の歯周病の場合は、まずは治療を優先することが大切です。

歯周病になると歯並びは変わりますか?

軽度の歯周病で歯並びが変わることはありませんが、歯周病が進行すると、歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。

たとえば歯周病によって歯を支える骨が溶けてしまうため、歯の安定性が失われて位置が変わってしまい、歯並びが悪くなります。

歯周病が原因で起こる悪い歯並びは、歯が唇側へと飛び出す出っ歯や、上の前歯の隙間が開くフレアーアウトなどです。

関連記事:歯並びが悪いと虫歯になりやすい?原因と対処法を解説

 

まとめ

歯周病でも歯並びの悪さは治せますが、歯周病と歯列矯正の治療、どちらを優先させるべきかは歯周病の進行度によって異なります。

また、歯並びの悪さが歯周病を引き起こすこともありますし、反対に、歯周病が原因で歯並びが悪くなるケースもあります。

歯周病と歯並びのどちらも改善したい方は、本記事を参考に正しい知識を取り入れたうえで、歯科医院で診察してもらい、どちらの治療を優先するべきか診断を仰ぎましょう。

無料相談受付中!
お気軽にご相談ください

\ 電話相談 /

\ メール相談 /

\ LINE相談(矯正のみ) /

はぴねす歯科院長

コラム監修者

はぴねす歯科緑地公園駅前クリニック 院長 松浦 裕矢

大阪大学歯学部を経て、兵庫県内の医療法人、はぴねす歯科石橋駅前クリニックで勤務した後、現在ははぴねす歯科緑地公園駅前クリニックの院長を務めています。患者様一人ひとりの希望と健康に合わせた最適な治療を提供し、治療前にはしっかりと説明を行い、納得の上で進めています。矯正治療やセラミック治療を中心に、患者様の希望に寄り添った治療プランを提供し、日々患者様の健康をサポートしています。

はぴねす歯科グループ

はぴねす歯科・矯正歯科 石橋駅前クリニック

はぴねす歯科・矯正歯科 石橋駅前クリニック

電話:072-762-4618
住所:大阪府池田市石橋1丁目2-17

はぴねす歯科 川西能勢口駅前クリニック

はぴねす歯科 川西能勢口駅前クリニック

電話:072-757-4618
住所:兵庫県川西市栄町1-19 ♭KAWANISHI102

はぴねす歯科・矯正歯科 尼崎駅前クリニック

はぴねす歯科・矯正歯科 尼崎駅前クリニック

電話:06-6497-4618
住所:兵庫県尼崎市潮江1-2-1 ローレルコート・クレヴィア3F