「歯並びの悪さをそのままにしておくとどうなるの?」
「歯並びは治したほうがいいの?」
歯並びを気にされる方で、このように考えることもあるでしょう。
歯並びの悪さは美容面だけでなく、そのままにしておくと健康面にも悪影響を及ぼす場合があります。
歯並びや噛み合わせの悪さから思いもよらない不調が生じれば、
「もっと早くに矯正治療をしておけばよかった」と後悔するかもしれません。
そこで、今回は以下の内容について解説します。
- 歯並びが悪いとどうなるのか?
- 【健康面】歯並びが悪いデメリット
- 【美容面】歯並びが悪いデメリット
- 歯並びを改善することで得られるメリット
- 歯並びが悪くなる原因
健康面と美容面から歯並びが悪いことで生じるデメリットを理解し、歯並びの改善で得られるメリットを把握しておきましょう。
矯正治療による歯並びの改善を検討している方は、参考にしてください。
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歯並びが悪いとどうなるのか?
ガタガタの歯並びや、噛み合わせの悪さが引き起こす顔の歪みはコンプレックスにつながります。
自分に自信がなくなると、日常生活にも支障をきたし、今後の人生に悪影響を及ぼす恐れがあります。
また、歯並びの悪さがもたらす悪影響は美容面だけではありません。
歯並びの悪さが、歯周病や虫歯、消化不良などさまざまなリスクを高め、身体の不調を引き起こします。
普段感じている身体の不調は、実は歯並びの悪さが原因かもしれません。
歯並びが悪いデメリットを理解し、改善することは心身の健康につながるでしょう。
【健康面】歯並びが悪いデメリット
健康面において歯並びが悪いことで生じるデメリットは以下の5つです。
- 歯周病や虫歯のリスクが高まる
- 消化不良を起こしやすくなる
- 滑舌が悪くなる
- 口臭の原因になる
- 顎関節に負担がかかる
それぞれを詳しく解説します。
歯周病や虫歯のリスクが高まる
歯周病や虫歯の主な原因はプラーク(歯垢)です。
ガタガタの歯並びでは、細かい部分に歯ブラシが届かず、プラークが残ったままの状態になってしまいます。
プラークの中にいる細菌によって、歯周組織が破壊され、歯周病や虫歯になるリスクが高まります。
歯周病と虫歯は歯を失う2大原因です。
1本でも多く自分の歯を守るためには、歯並びや噛み合わせの悪さを改善する必要があります。
消化不良を起こしやすくなる
歯並びや噛み合わせが悪いと、上下の歯がしっかりと接触しません。
そのため、食べ物を噛み砕く機能が低下します。
食べ物を細かく噛み砕かずに飲み込めば、胃や腸などの消化器官に負担がかかり、消化不良を起こしやすくなります。
消化不良により栄養素がうまく吸収されないと栄養不足を引き起こし、新たな体の不調につながるでしょう。
歯並びを整えることは、必要な栄養素を体に取り入れるためにも大切です。
滑舌が悪くなる
滑舌の悪さの原因が舌にあると考え、歯並びは関係ないと思われる方も多いでしょう。
しかし、歯並びと滑舌は深く関係しています。
前歯に隙間があると空気が漏れるため発音しにくく、ガタガタの歯並びは舌の動きを制限させるため、滑舌が悪くなります。
滑舌の悪さが原因で人との関わりにコンプレックスを抱いている方もいるでしょう。
滑舌は矯正治療で改善される可能性があります。
しかし、長年の癖が残ってしまい改善できない場合もあるため、なるべく早い段階での矯正治療がおすすめです。
口臭の原因になる
口臭の主な原因は口の中にあります。
歯周病が進行すると、口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物が発生し、口臭が強くなります。
また、歯並びによっては口が閉じにくい方もいるでしょう。
口が開いたままの状態は口の中が乾燥しやすく、細菌が増えるため口臭につながります。
口臭はとてもデリケートな問題です。
他人から指摘されにくく、自分では気づかないうちにまわりの人を不快にしているかもしれません。
歯並びが改善されると歯磨きがしやすくなり、口が閉じた状態を維持できるため、口臭予防につながるでしょう。
顎関節に負担がかかる
噛み合わせが悪いと食いしばりや歯ぎしり、片側だけで噛む癖などの影響により、顎関節に大きな負担がかかります。
顎関節への大きな負担によって、顎関節症のリスクが高まります。
顎関節症の症状は、顎関節の痛みや口の開けにくさ、口を開閉する際にカクカク音がするなどです。
マウスピースでの治療が一般的ですが、痛みが強い場合は鎮痛薬を併用します。
症例によっては外科的な治療を選択しなければならない場合があります。
顎関節症のリスクとなる悪い噛み合わせは早めに改善した方がよいでしょう。
【美容面】歯並びが悪いデメリット
美容面において歯並びが悪いために生じるデメリットは以下の2点です。
- 顔が歪む
- コンプレックスになる
それぞれを詳しく解説します。
顔が歪む
歯並びの悪さで見た目を気にされる方も多いでしょう。
上の前歯が大きく前に突出する出っ歯や、下の歯が前に突出する受け口、歯が前後にガタガタとした歯並びは顔の歪みを引き起こすため見た目の印象を悪くします。
また、バランス良く噛めない状態が続くと、顎が左右にずれ顔の歪みを引き起こす可能性があります。
矯正治療によって顔の歪みを改善できれば、見た目に大きなプラスの変化をもたらしてくれるでしょう。
コンプレックスになる
歯並びが悪いと、外見にコンプレックスを抱く可能性があります。
コンプレックスから口を開けて笑えなかったり、口元を隠すことが習慣になったりする人もいるでしょう。
人とのコミュニケーションに自信をなくすと、日常生活に支障をきたす恐れがあります。
自分らしくいきいきと生活するために、コンプレックスの原因となる歯並びは早めに改善した方が良いでしょう。
関連記事:歯並びが悪い人は気持ち悪い?他人からどう思われている?
歯並びを改善することで得られるメリット
矯正治療により歯並びを改善することで得られるメリットは以下の通りです。
- 見た目の印象が良くなる
- コンプレックスがなくなる
- 自分に自信が持てる
- 歯周病や虫歯のリスクが減る
- 発音が良くなる
- 噛む力が強くなる
- 食事がしやすくなる
- 歯磨きがしやすくなる
- 顎関節への負担が減る
歯並びが改善すると、美容面や健康面にさまざまなメリットがあるでしょう。
関連記事:歯並びが悪い人に適した矯正治療の種類|費用や期間を紹介
歯並びが悪くなる原因
歯並びが悪くなる原因に遺伝や生まれ持った骨格があげられます。
しかし、それだけが原因ではありません。
普段何気なく行っている癖が歯並びに影響を与える場合があります。
歯並びが悪くなる原因や習慣は以下の通りです。
- 遺伝
- 指しゃぶりや舌癖、口唇癖などの悪習慣
- 生まれつき歯が多い
- 生まれつき歯が少ない
- 顎が小さい
- 歯が抜けたまま放置している
- 鼻づまりや口呼吸
悪習慣に心当たりがある場合は、すぐに改善しましょう。
まとめ
今回は、健康面と美容面から歯並びが悪いことのデメリットを解説しました。
歯並びや噛み合わせの悪さは、美容面のデメリットばかりに注目が集まります。
歯並びによる見た目の印象は大きく、矯正治療で得た綺麗な歯並びは、自分に自信を与えてくれるでしょう。
しかし、歯並びの悪さは全身の健康状態を左右する場合があり、深刻な問題といえます。
歯並びの悪さからくる身体的不良を解消すると、QOL(生活の質)が向上するだけでなく、歯の健康寿命が伸びます。
矯正治療は、いつまでも美しく、健康に暮らしていくために必要な治療です。
矯正治療を検討している方は、矯正歯科を取り扱っている歯科医院へ気軽にご相談ください。
コラム監修者
はぴねす歯科緑地公園駅前クリニック 院長 松浦 裕矢
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