「歯並びが悪いとどう思われるのか」と気になっている方は少なくないでしょう。

実際、最近はより外見に気を使う時代になっており、その中でも歯並びは印象に大きな影響を与える要素です。

そのため、以下のように気になっていませんか?

  • 「歯並びが悪いと具体的にどう思われているの?」
  • 「歯並びが悪い状態を放置するとどうなるの?」
  • 「歯並びを良くするにはどうしたらいいの?」

歯並びが悪いと一般的に清潔感がなかったり、だらしない人だと思われてしまうことが多いです。

歯並びが悪い状態を放置すると、虫歯や歯周病のリスクが上がったり、口臭の原因になったり、体の不調につながったりします。

そこで今回は以下のトピックについて解説します

  • 歯並びが悪い人は気持ち悪いと思われている?
  • 歯並びが悪い状態を放置するデメリット
  • 悪い歯並びを綺麗にする方法

この記事は歯並びが悪い人はどう思われるのか、また歯並びが悪い状態で放置するとどうなるのか、歯並びを綺麗にする方法について解説します。

歯並びを何とかしたいと考えている方や他人からどう思われているか気になっている方はぜひ参考にしてください。

歯並びが悪い人は気持ち悪いと思われている?

歯並びが悪い人は一般的に以下のように思われることが多いです。

自分がどう思われているか気になる方は以下の印象を認識しておきましょう。

清潔感がない

歯並びが悪いと、清潔感が無いように見えてしまいます。

実際に歯並びが悪いと、歯が綺麗に磨きにくくなるため、汚れや匂いが取れにくくなります。

その結果、より清潔感がない印象を与えがちです。

清潔感は人とコミュニケーションをとる際に非常に重要になる要素になります。

だらしない印象

歯並びが悪い人はだらしないように見えてしまいます。

大人になって仕事をし始めてお金を持っているにもかかわらず、歯列矯正をせずに自分の欠点を治さない人だと思われてしまうからです。

当然ですが、金銭的に時間的に仕事的に歯列矯正を簡単にできない方もいます。

ですが、基本的に大人になれば自分で治療ができると思われやすいです。

自己管理ができない、だらしない印象となってしまいます。

育ちが悪い

歯並びが悪い人は育ちが悪いとも思われてしまいます。

なぜなら育ちがいい家庭ほど、幼少期の時点で歯並びが悪いと親が歯列矯正をさせてくれるからです。

もちろん、歯並びが悪いだけで育ちが悪いと判断されるわけではありません。

ですが、可能性として、育ちが悪いと思われる可能性があることを知っておきましょう。

自己管理能力が低い

歯並びが悪い人は自己管理能力が低いとも判断されてしまうことがあります。

日本ではあまりイメージがないようですが、欧州では小さい頃から歯並びに対しての意識が非常に高く、歯並びが悪いと自己管理能力が低いとみなされてしまいます。

自己管理能力が低いと判断されると、商談やプレゼンテーションなどのビジネスシーンでも悪影響がでる可能性があります。

歯並びが悪い状態を放置するデメリット

歯並びが悪い状態を放置するデメリットについて解説します。

放っておくとどれも後々脅威となってくるデメリットなので、しっかりとデメリットを理解して治療に対するモチベーションを高めましょう。

コンプレックスになる

歯並びが悪い状態を放置しておくと重度のコンプレックスになることが多いです。

基本的に歯並びが悪い状態を放置しておいても歯並びが悪くなることはあっても、良くなることはありません。

歯並びが悪い状態で物と咬んだりすると誤った方向に力が加わるからです。

放置することで、より大きなコンプレックスになる可能性が高いです。

虫歯や歯周病のリスクが上がる

歯並びが悪い状態で放置しておくと虫歯や歯周病のリスクが高まります。

歯並びが悪いとどうしても歯を磨く際に磨けている部分と磨けていない部分が出てくるため、汚れが落ちにくいでしょう。

そのため、どうしても虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいがちです。

口臭の原因になる

歯並びが悪いと口臭の原因にもなってしまうことがあります。

歯並びが悪いとしっかり歯を磨けないので、磨き残しが生まれやすくなります。

また歯並びが悪いと、歯と歯の間に隙間が生まれやすく、細菌の繁殖の原因にもなります。

そのため、口臭の原因にも繋がってしまうことが多いです。

胃腸に負担がかかる

歯並びが悪いと胃や腸に負担がかかることも認識しておきましょう。

理由としては歯並びが悪いと食べ物を綺麗に噛めないためです。

食べ物を細かくできないまま胃や腸に流れていくと、消化に負担がかかります。

消化不良になると、便秘や下痢、臭いおならが出るといった症状の原因にもなってしまいます。

顔の歪みが悪化する

歯並びが悪いと顔の歪みも悪化する場合があります。

歯並びが悪いと無意識に顎や頬の筋肉に負担がかかる噛み方をしています。

結果、顔の歪みにつながっていくでしょう。

具体的な症状として「左右で目の大きさが違う」「鼻が曲がってしまってしまう」といったことが起こりやすいのです。

そのため、当てはまっていると感じている方は悪化を防ぐためにもすぐに対応しましょう。

身体の不調につながる

歯並びが悪いと身体の不調につながりやすいと言われています。

理由としては歯並びが悪いと正常な歯並びと比較して噛む動作の際に神経が近く、頬や顎の筋肉により負荷をかけてしまうからです。

そのため、慢性的な頭痛や肩こりなどが歯並びの悪化から起きやすいでしょう。

これらの症状が当てはまっている方は対応した方が将来的にもいいです。

発音に支障が出る

歯並びが悪いと発音にも支障が出る可能性があります。

歯並びが悪いと空気の通り道も少しずつ変わり、以前は普通に発音できていても、滑舌が悪くなったり、聞き取りにくくなったりといったことが増えるでしょう。

なかなか自覚するのが難しいですが、明らかに発音が悪くなったと感じる方は影響が大きく現れていると判断すると良いです。

悪い歯並びを綺麗にする方法

悪い歯並びを綺麗にする方法は主に以下の3つです。

それぞれ治療方法に特徴があるので、自分の状態や条件と照らし合わせながら治療方法を選ぶようにしましょう。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正はワイヤーを歯に装着し、力を加えて徐々に歯を動かしていく治療方法です。

特徴としてはワイヤーは取り外しができないので、治療計画に遅れが出にくく、治療の進行がスムーズなところです。

また重度の歯並びでも対応でき、治療範囲が広いことも特徴として挙げられます。

ただし、取り外しができない分、歯に違和感が生まれやすかったり、歯の表側に装着した場合には目立ってしまい、見た目のコンプレックスになることもあります。

当院のワイヤー矯正はこちら

マウスピース矯正

マウスピース矯正は歯にマウスピースを装着して歯を少しづつ動かしていく治療方法です。

マウスピース矯正の最大の特徴は取り外しが可能な点になります。

取り外しが可能なため、痛みや違和感があった際はすぐにマウスピースを外して治療を中断できます。

しかし、取り外し可能が故に治療時間が足りないことで、治療が進まない事態が起こります。

最低でも一日に20時間以上を装着するように心がけましょう。

当院のマウスピース矯正はこちら

セラミック矯正

セラミック矯正とは歯並びを綺麗にするために、歯並びを乱している歯を削って被せ物をすることで、歯並びをそろえるという治療方法です。

歯を削ることに対して抵抗がある方はやめた方がいいですが、最も治療の速度が速いのがセラミック治療の特徴になります。

また歯の色調もかなり自然に近い色に調整できるので、早急に歯並びを綺麗に整えたいという方はセラミック矯正を検討してみましょう。

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まとめ

歯並びが悪い人は一般的に清潔感がなかったり、自己管理能力が低いと思われがちです。

また放置しておくと虫歯や歯周病のリスクがあがったり、コンプレックスになったり、口臭の原因になったりとデメリットが非常に大きいでしょう。

対処方法は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正、セラミック矯正などがオススメです。

それぞれの治療方法を把握して歯科医師に相談するとよいです。

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はぴねす歯科院長

コラム監修者

はぴねす歯科緑地公園駅前クリニック 院長 松浦 裕矢

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